【障がい】味方をつくろう~障がい福祉・学校・療育など
こんにちは。カウンセラーの小川です。
とんでもなく暑い日が続いていますね。みなさま体調崩されていませんでしょうか。
急な気候の変動により、心も身体も知らないうちに影響を受けて疲れが溜まっていきます。こういう時は睡眠の質が落ちがちなので、快適に眠れる工夫をしていきたいものですね。
障がいのある方にとって味方とは
障がいのある方、またその方を支えるご家族にとって、学校、療育施設、障がい福祉サービス、病院、等々、様々な事業所や施設の、先生やスタッフなどは本来味方ですよね。
ただ、職業名や肩書で「味方」と言っても、結局は人と人。相性のいい人が見つかれば言うことありませんが、その上でよい関係性を築く努力は、支援をする側、支援を受ける側の双方にとって大事なことです。
味方をつくるコツを3つあげてみました。
1.支援者もただの人
まず大前提として、支援者(先生や職員など)もただの人ですので、円滑な人間関係を築けた方がやりやすくなることは、社会生活を送る中で大事であることと同様です。
言いたいことを言わないのも、自己主張が強すぎるのも、よい関係を築くのはむずかしいものです。(インスタグラム『アサーション~言い方上手になりたい』)
とはいえ、言いたいこと自体がよくわからなかったりすることもあるでしょうし、想いの強さからいろいろ言ってしまうこともあるかもしれません。
何に困っているか、どうなるとよさそうか、ということを整理して臨むと、伝わりやすくなりますよ。
2.試行錯誤していく気持ち
障がい名が同じでも、ひとりひとり個性があり、まったく違う人間です。何が合うか合わないか、試行錯誤が必要となるのが障がいのある方のサポート体制だと思います。
障がい名だけでサービスを決めつけていくことは危険ですし、その人に合っていないことも往々にしてありますので、ちょっと大変ではありますが、一緒に試行錯誤していくことでより良い対応方法をつくっていくというイメージをあらかじめ持っておくと、無駄に落胆したり、イライラしたりすることを防げるのではないかと思います。
3.複数の頼り先をつくる
残念ながら、とても合っていた先生や職員が異動になったり、何らかの理由で退職したり、どうしてもそういうことが生じます。
これがとても難しいところですよね。そのことを念頭に、なじみの頼り先は複数持っておけると安心です。
障がいにもよりますが、変化に弱い、対応の違いに敏感、などの方は多くいらっしゃいます。落ち着けるなじみのところがひとつ欠けても、変わらないものが他にもあれば、急激な変化を和らげることができるのではないでしょうか。
サポートする人の味方もつくろう
障害のある方のご家族、サポートする側がどうすればよいかわからず疲弊しているケースも少なくありません。
サポートする人の味方も忘れずにつくっておきましょう。
障がい関連ですと、家族会、親の会、きょうだい児の会など近しい境遇の方が集まる会がありますし、職場、趣味の場、友人、近所の人、そういったところも味方になりえます。
カウンセリングルーム・メルディアウェルネスは、障がいのある方はもちろんのこと、その家族を支えることを大切に考えていますので、東新宿の対面限定ではありますが、味方のひとつとして選んでいただけたら幸いです。
(病院ではありませんので、来れる方ならどなたでもOKです。定期的な話し先として月1回程度お越しの方もたくさんいますよ。『クライエントの声』をご覧ください。)
精神的な疲れ、苛立ち、無力感、燃え尽き、孤独感など、簡単に他人に相談できる内容ではないことで生じる様々な悩みを抱える方は多くいらっしゃいます。
まずはご自身が元気になって、次に人のサポートであることを忘れずに、自分や、障がいのある方を取り囲む味方の輪をつくっていきましょう。
よい一日をお過ごしください。