【プログラム紹介】ジョブトレーニング
こんにちは!メルディアトータルサポート上野の支援員Kです。
本日は当事業所で実施しているプログラムの「ジョブトレーニング」をご紹介いたします。
就労移行支援をご検討されている方の少しでも参考になれば嬉しいです。
ジョブトレーニングとは?
ジョブトレーニングは、模擬的な就労環境を通じて≪働く力≫を確実に身につけるプログラムです。
利用者の皆さまは、その方の就職希望や課題、特性などを考慮したいずれかのチームに所属をします。
①事務チーム…日報集計・文書作成・請求書計算など、主にPC作業やデスクワークを中心とした業務に取り組みます。
②実務チーム…備品チェック・検品・仕分けなどの手先を動かす実務作業を中心とした業務に取り組みます。
③企画チーム…必要に応じて発足し、事業所のリーフレットやポスター作成やイベントの企画などに取り組みます。
各チームは、上司役となるスタッフから指示を受け、それぞれの業務を行っています。
具体的にどんなことをやるの?
今回は、事務チーム・実務チームが今月行っていた実際の業務を例にご紹介します。
事務チーム ~名刺入力~
1. 社員名簿を元に担当箇所を確認し、名刺フォーマットに必要事項を入力
2. 他の利用者・上司によるダブルチェック
3. 必要であれば訂正を行い、完了!
この一連の流れの中で、担当分担・確認・作業の正確性の重要性について学びます。
また、事務職は作業に対する集中力も大切な要素になります。特に入力業務は、一見ラクに仕事ができそう!と思いがちですが、長時間パソコンに向き合いながら正確性をキープするのは、案外難しいものです。
就労移行で実際に体験をすることで、ご自身の進路選択の判断要素ともなりますね!
実務チーム~アンケート集計~
1. 読者からいただいたアンケート用紙を都道府県別に分ける(分担は利用者同士で決める)
2. 都道府県ごとに ①何枚届いたか ②各質問に対して何にいくつ回答したか を集計
3. 担当者へダブルチェックを依頼
4. 必要があれば訂正を行い、集計表に計上し、完了!
この一連の流れの中で、担当分担・確認・作業の正確性の重要性について学びます。
また、実務作業は比較的作業工程が多くなり、指示もその分長くなります。
指示の内容が分からなかった場合に、質問をしながら補填をしていくことも重要なスキルになります。
就労移行で実際に体験することで、どのように質問したら良いのか、そのタイミングなどもスタッフと確認できるといいですね!
身につく力と価値ある学び
ジョブトレーニングは、模擬的な就労環境を通じて≪働く力≫を確実に身につけるプログラムとお伝えしました。
ここでは、ジョブトレーニングで学べる3つの要素をご紹介します。
①ビジネスマナー・報連相
「報告・連絡・相談」の習慣を自然に身につけ、実践できる場として、常に意識をしながらチームメンバーやスタッフとコミュニケーションを取る力が身につきます。
②ミスへの対処力
人は誰しもミスをしますが、「ミスをしたときにどう行動すべきか」「同じミスを繰り返さないためには?」といった振り返りや改善をする意識を育みます 。
③チーム力
ジョブトレーニングでは、一緒に働くチームメンバーとの連携が重要になります。
実際に体験をする中で、コミュケーションの取り方やタイミングなどを学ぶことができます。
また、仕事では不明点がつきものです。
指示者であるスタッフへの質問がスムーズになることで、今後お仕事をされるときに一人では難しい場面も支えあいながら進められるようなります。
さいごに
✅就労移行はこんな方におすすめです!
★職場体験を通じて働く実感を得たい方
★働く力(スキル・マナー・チーム連携)を段階的に育てたい方
★就職に向けて、より実践的なトレーニングをしたい方
★障がい者雇用(オープン就労)を検討している方
実際にお仕事や訓練をしている様子をスタッフが近くで見ているので、より具体的なフィードバックを貰うことができます。
自身の良いところや改善点を客観的な視点で長期的に見てもらうことで、皆さんと企業との雇用のミスマッチを防ぎ、さらにスキルを最大限に発揮しやすくなることが、就労移行に通う一番のメリットではないでしょうか。
メルディアトータルサポート上野では、新しい一歩を踏み出したい皆さんを全力でご支援いたします。
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